フランク:交響曲、R.コルサコフ:ロシアの復活祭、歌劇《金鶏》より 序奏と婚礼の行列

フランク:交響曲、R.コルサコフ:ロシアの復活祭、歌劇《金鶏》より 序奏と婚礼の行列

ミュンシュ最晩年の至高のフランクが蘇る!ロシア作品2曲を新規カップリング。<br> 亡くなる約1年前のこのフランクは、珍しいロッテルダム・フィルとの録音であることを含め、特別な意味を持ちます。ミュンシュにとってのこの曲は別格であり、RCAに入れた1957年のボストン響との超名演が思い起こされる出来。元々"熱い"指揮に加えて、オケが必死となって演奏しているこの盤は、同時期の「田園」と並んで興味深い名盤のひとつです。最晩年と言え、ミュンシュ独特のドライヴ力とスピード感は健在。フランクに加えて手兵フランス国立管とのR.コルサコフ2曲をカップリングしました。新規リマスタリングによる効果が実感できる音質です。<br> フランクはフランスのオケとの演奏ではないのが逆に功を奏しているとも言えます。フランク自体現在のベルギー(当時はネーデルラント連合王国)の出身であり、環境や文化的な面からもオランダのオーケストラが演奏するフランクは、ある意味価値を有すると言ってもよいでしょう。曲の構造や響きのグラデュエーションにおいて特徴的なこの作品は、まさにミュンシュ自体のそれまでの境遇とも一致する面もあるのでしょうか、残された演奏はどれも後世に残る名演ばかりです。<br> オリジナル発売時はこの1曲のみでこれまで発売されてきましたが、今回の再発ではロシアの作品2曲を新規でカップリング。この2曲は前回「田園」(TWCO-48)とカップリングされた2曲と合わせて、ひとつのアルバムで発売されていたものです。フランス国立管との共演ということもあり、より強力なドライヴでの演奏。互いに感性をぶつけ合ったかのような表現は、ミュンシュを聴く醍醐味に溢れていると言っても過言ではありません。